©食品・医薬品委員会(FDA)
7月7日、警察当局および食品・医薬品委員会(FDA)は合同で記者会見を開き、中部ノンタブリー県でダイエット薬品を違法に製造している疑いのある工場を捜索し、その結果を発表した。
この捜索は、今年2月にバンコク都で、ある女性が特定のブランドのダイエット薬を服用した後に死亡した事案が契機となったもの。
首都圏警察が追跡を行った結果、ノンタブリー県内に製造拠点があることを突き止め、製造工場1カ所と、原材料および梱包資材の保管場所1カ所の計2箇所の標的拠点を同時に捜索した。
現場からは大量の化学物質、製造機械、そして複数ブランドのダイエット薬やサプリのパッケージが発見され、その場で拠点を管理していたミャンマー国籍の従業員3人の身柄を拘束した。
また、押収された製品の成分を分析したところ、少なくとも10種類のブランドのダイエット薬から、第1種向精神薬に指定されている「シブトラミン」という成分が検出された。
この物質はかつて肥満治療薬として使用されていたものの、心臓や血管の疾患を引き起こすリスクを高め、場合によっては死亡に至る深刻な副作用があることが判明したため、現在は使用が全面的に禁止されている。
(7月7日=タイPBS)












