©Fire & Rescue Thailand
8月25日午前6時頃、中部サムットプラーカーン県にある旧「MING DIH CHEMICAL」社の工場跡地にて火災が発生した。
同地は2021年7月に爆風が数km先まで到達し100軒以上の建物が全半壊、1人が死亡・60人以上が負傷して半径5km圏内の住民全体に避難命令が出される事態となった台湾系化学工場の大爆発事故の現場であり、現在は閉鎖され放置されている。
今回の火災では、敷地内に残された大型化学タンクの下に積まれていた発泡スチロール屑やプラスチック廃材が燃え上がり、大量の黒煙が立ち上ったことで、過去の大惨事の再来を恐れた周辺住民の間に一時大きな動揺が広がった。
消防隊が約20分で完全に鎮火。現場の防災担当者の説明によると、出火原因は廃工場内に侵入した鉄くず窃盗グループが金属切断作業を行った際に生じた火花が、タンク下の廃材に燃え移ったものと推測されている。
今回の火災はタンク内部に残存する危険な化学物質そのものが引火したものではなく、近隣の住宅への被害も報告されていないという。
(8月25日=マティション)












