©タイ疾病予防局
ミャンマーのヤンゴンで、8月9日以降、激しい下痢の症状で約500人が入院し、スクリーニング検査で149人がコレラ陽性が確認される感染流行が発生した。心臓や肺に持病を持つ高齢者1人の死亡も報告されている。
ミャンマー当局の報告によると、患者の多くは屋台や飲食店が密集するヤンゴン中心部に集中しており、現地当局は水質検査や塩素消毒、リスクの高い屋台営業の一時停止などの措置を講じており、新規感染者の増加傾向はやや落ち着きを見せている。
タイ保健省疾病予防局は、両国間の往来が継続していることから、関係機関に対し、国境検問所でのスクリーニング強化や、特にミャンマー人コミュニティが存在する国境地域の医療機関における監視態勢の底上げを指示した。あわせて、検査体制や緊急対応チームの準備、衛生管理の徹底を図っている。
また、ミャンマーへ渡航する者に対しては、流行地域への不必要な立ち入りを避け、経口ワクチンの接種や密閉されたボトル水・加熱調理された料理の摂取、手洗いの徹底が推奨されている。
さらに、現地から帰国した後も5日間の自己観察を行い、激しい水様便や嘔吐、脱水症状がみられた場合は、自己判断で市販薬を服用せず、渡航歴を伝えた上で速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。
(8月18日=マティション)










