9月13日、タイ警察および地方行政局は、東部チョンブリー県パタヤ市にある高級住宅にて、公務員への虚偽申告および偽造書類による身分証明書取得の容疑で中国国籍の男(67歳)を逮捕したと発表した。
この男は1990年1月に中国浙江省台州市で発生した殺人事件の容疑者として36年間にわたり逃亡を続けており、2020年には国際刑事警察機構(ICPO)から国際手配書(レッドノーティス)が発行されていた。
捜査結果によると、男は中国で犯行に及んだ後にミャンマーへ逃亡し、そこからタイへ不法入国した。2001年に西部ターク県で5万Bを支払ってカレン族の住民になりすまし、タイの身分証明書を不正に取得したとされる。その後、パタヤにおいてホテル、レストラン、カフェ、旅行会社など5つの法人を立ち上げ、授権資本金合計8,900万Bに上る観光事業を展開していた。
中国人女性との間に生まれた12歳の双子にもタイ国籍を取得させていたほか、13年間で8回にわたり住民登録を移動させて追跡を免れていたが、中国への帰国ビザを申請した際に不審に思った中国当局からの通知により発覚した。
また、男はパタヤの中心部に評価額1億B近くに達する計11区画の土地を所有しており、行政当局は出入国管理法および強制送還法に基づく手続きを進めるとともに、不正な身分証発行に関与したルートや、同様の手法でタイ国籍を偽造した他の外国人の存在について調査を進めている。










