バンコク都プラナコン区パドゥンクルンカセーム通りのプラチャーカセーム交差点で、道路表面からガスが水を押し上げて噴出し、ガス漏れのような異臭が漂っているとの通報が市民から寄せられた。
これを受け、地元役所をはじめ、都の排水局などが現地調査を実施したところ、現場は古い下水管が埋設されている場所で、本来はマンホールの蓋に複数の通気穴が設けられていたが、直近で行われた道路のアスファルト再舗装工事の際に通気穴が誤って舗装材で全面的に覆い隠されていたことが確認された。
管内の通気が遮断されたことで、下水管内部で発生したガスが蓄積したことで高い圧力が生じ、路面に溜まっていた水を押し上げて表面へ吹き出させていたことが原因と特定。
チャッチャート都知事は本件について、ガス管からの危険なガス漏れ事故ではなく、下水特有の臭気と圧力の上昇による現象であると説明し、危険性を否定した。
現場では作業隊が工具を用いて閉塞したアスファルト部分を削り取り、内部に溜まっていたガスを外部へ排出させる応急処置を行い、事態は収束したという。
都当局は今後、アスファルトで覆われたマンホール蓋がある地点を特定し、ピンポイントで通気を確保する穴あけ作業を進める方針である。
さらに、長期的な再発防止策として、区の土木課や関連部局が連携して排水システムの通気構造を適正化し、通行人の安全確保と異臭の発生防止に努めるとしている。











