発電所から放射性物質が消失
捜索作業を急ぐ

東部プラーチーンブリー県の石炭火力発電所で、放射性物質「セシウム137」が入っている金属製容器(直径13cm高さ20cm重さ25kg)が消失した。


容器は地面から15m以上の高さの石炭サイロに設置していたとされるが、消失した原因は不明。この容器は石炭サイロの一部を構成し、灰の測定に使用されているとのこと。

保健省はこの件を重くみており、最悪の事態に備え、放射性物質による健康被害の専門家の人員も用意したという。セシウム137に触れた場合に放射線の強度が高いと、ガンなど深刻な健康被害につながる恐れもあるとして警告している。

現在、懸命な捜査が続けられているが、公害防止管理事務所は容器の発見につながる情報提供者には報酬金10万Bを用意しているという。

(3月16日=バンコクビズ)

https://www.bangkokbiznews.com/news/news-update/1058202

 
 

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