タイ国有鉄道(SRT)は8月11日、7月28日に東北部線で新しく開通した複数区間の再開を8月12日から9月に延長したと発表した。
同区間は7月28日に同鉄道線の複線区間が運行を開始し、タイ最長の鉄道トンネルも同時に開通したが、トンネル内で粉塵トラブルが発生。乗客に呼吸困難などを巻き起こしたため、問題解決のため一時閉鎖していた。国有鉄道によると、粉塵の清掃作業はすでに完了したが、エンジンによる煙がトンネル内を充満する問題はまだ残っているため、再開は見送りになったという。(8月11日=マティション)