コロナ禍によるストレスは減少傾向 経済的要因による自殺が増加

精神衛生局が、4月27日~5月3日の間の医療スタッフと市民のストレスに関する調査を行った。この調査は4回目。
 
新型コロナウイルス感染拡大の初期に比べると、全体的に減少傾向にあるという。
 
医療スタッフに関しては、
ストレスを非常に多く感じる(5.6%)
若干ストレスを感じる(21.4%)
 
一般市民に関しては
ストレスを非常に多く感じる(2.9%)
若干ストレスを感じる(13.1%)
 
同局は、ロックダウンなどに伴う規制を徐々に解除したことでストレスが軽減されたと推定している。
 
自殺数に関しては、2019~2020年の間のデータを見ると、アルコール依存や精神的疾患といった要因が減少傾向にある。特に、アルコールが原因となる自殺が減少している。一方、今年最初の4カ月間に経済的要因による自殺が増加しているという。現在の自殺者数は昨年同時期とほぼ同じで10万人に2.1人の割合。明らかに経済的要因による自殺の割合が増加している。
(サイアム・ラット)
 
https://siamrath.co.th/n/156169

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