タイ生活で欠かせない交通機関のタクシー。そこで今回は、タイ・バンコクのタクシー事情についてまとめてご紹介します。
空港から街中へは、やっぱりタクシー移動
タイのスワンナプーム国際空港からバンコク街中までの移動。それには列車、タクシー、バスといった移動手段があります。その中でも、荷物が多い場合は、やはりタクシーが最も便利で快適な移動手段となるでしょう。
そこでスワンナプーム国際空港からバンコク街中までのタクシー料金。スクンビット界隈まで行くとすると、メーター料金が300〜500バーツ程度。それに空港利用料の50バーツと、高速料金(25〜75バーツ程度)が加算されます。
したがって、1バーツ4.1円(2023年8月現在)として計算すると1,230円~2,050円程度の費用が必要です。
タクシー料金の目安とは?
タイのバンコク市内を走っているタクシーの初乗り料金は、普通車35バーツ(約145円)、バンタイプ・3列シート車40バーツ(約165円)と日本と比べるとかなり安価です。1km以後は、360メートル毎に2バーツが加算され、渋滞時(時速6km/h以下の時)は1分辺り3バーツが別途加算されるシステムとなっています。
注意点
また、空港から乗車する場合には空港利用料が別途50バーツ必要となります。高速料金を利用する際も、実費として25バーツから75バーツの支払いが必要です。
悪質なタクシーに要注意!
タイのタクシーでよく聞くのが、ぼったくりタクシーの存在。メーターを使用せずに高額な料金を請求したり、わざと遠回りをしたり、中には違法改造したメーターを使っているタクシーもあります。
特に外国人が多く集まる観光地には、ぼったくりなどの悪質なタクシーが多いので気をつけてください。「〇〇バーツでどう?」と言い値で交渉してくる運転手が乗っているのは、ぼったくりタクシーの可能性が高いため、絶対に乗らないようにしましょう。
そしてタクシーに乗車したら、まずはメーターが使えるかどうかを確認しましょう。もしメーターを使っていなかったらメーターを使うようにお願いをして、それを拒むようだったら乗るのをやめたほうが無難です。
タイのタクシーは貸切利用も可能!
日本人観光客に人気のあるタイでは、日本語ガイドが同乗して貸切で利用できるタクシーもあります。
12人乗りの大型車タイプが多く、料金は4時間で2,000バーツから4,000バーツ(約8,200円~約16,400円)程度と高額ですが、利用する人数を考慮すればコスパもそこそこだと言えるでしょう。
バンコク市内だけでなくアユタヤなど地方の観光地までも送迎してくれます。
人気の配車アプリ「Grab」を使ってみよう!
バンコクをはじめとした観光地では、「Grab」という配車アプリを通じて利用できるタクシーが人気です。また、最近は「Bolt」という配車アプリもあるので、選択肢が増えたと言えます。
「Grab」ならクレジットカード決済も可能!
Grabを使用するためには、専用アプリをダウンロードしておくことが必要です。アプリ内で乗車場所と行き先を指定して、希望する車種を選択するだけで配車が完了。乗車する時間指定なども可能です。
料金は事前に画面表示されるので安心。決済は現金もしくは「Grab Pay(クレジットカード登録)」で可能です。
タイ・バンコクでタクシーを利用する際の注意点
それでは次に、タイ・バンコクでタクシーに乗る際の注意点をいくつか紹介します。
注意点①
乗車拒否に覚悟しておく
日本と大きく異なる点として、タイ・バンコクのタクシーでは乗車拒否されることがよくあります。目的地を運転手に伝えて、「ダメだ」と言われたら諦めて別のタクシーを探しましょう。タイでは乗車拒否をされることもあると理解しておき、運転手と揉めるようなことだけはしないでください。
注意点②
タクシーに乗る前に小銭を用意しておく
タクシーへ乗る前に、小さい紙幣と小銭を用意したほうがよいでしょう。タイのタクシーはお釣りを用意していないことがよくあり、悪質な運転手は「おつりが無い」と嘘をつくこともあります。
20バーツ札、100バーツ札を多めに持っていれば安心です。
注意点③
女性が一人で乗るのは避ける
万が一のことを考えて、女性の夜間乗車は絶対に避けましょう。また、昼間もできるだけ女性が一人では乗らないことをおすすめします
できるだけ、履歴が残るGrabアプリなどを活用しましょう。
最後に
今回は、タイ・バンコクのタクシー事情についてご紹介しました。空港からバンコク市内への移動や、アユタヤなど観光地への移動はタクシーが便利です。
初乗り料金やメーター料金も日本と比較するとかなり割安になっています。とはいえ、ぼったくりタクシーも存在するので注意が必要。トラブルを避けるためにも、Grabという配車アプリの利用がおすすめです。
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※こちらの記事は「リノシー(タイ)ブログ」より提供されている記事です。