タイ・バンコクを走る電車は何種類?
乗り方や料金、注意点まとめ

※この記事は「リノシー(タイ)ブログ」より提供されている記事です。

タイのバンコクで生活するにあたっては、日常的に電車を使うことに方も多いでしょう。日本の電車とタイの電車にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、バンコク市内を走る電車についてご紹介します。

タイ・バンコクを走る電車は何種類?

バンコク市内には、3種類の電車が走っています。

高架鉄道 BTS(バンコク・スカイトレイン)

運営会社であるBangkok Mass Transit System Public Company Limited.の頭文字から、BTSと呼ばれています。1999年に開業した高架鉄道です。スクンビット線とシーロム線、ゴールドラインの2路線があり、バンコク都心部に多くの駅を有しています。

地下鉄 MRT(バンコク・メトロ)

国営のバンコク・高速道路と民間のメトロ社が運営している高速鉄道網です。ブルーラインとパープルラインその他2路線(合計4路線)があり、4つの路線を合わせると100以上もの駅を有しています。

ARL(エアポート・レール・リンク)

スワンナプーム国際空港と、バンコク市内の中心部を結ぶ鉄道です。タイ国鉄の傘下組織SRTエレクトリファイドトレインが運営しています。2010年8月23日に開業した路線です。

タイ・バンコクでの電車の乗り方

それでは続いて、バンコクでの電車の乗り方について紹介します。
基本的には、日本と電車の乗り方に大差はありません。まずは目的地となる最寄り駅への行き方を、マップアプリや乗り換えアプリで調べます。
ただし、日本のように時刻表はないので、おおよその所要時間しか調べることはできません。
あとは駅に行き、切符を購入して電車に乗るだけです。

タイ・バンコクの電車の料金

BTSの料金

BTSの乗車券には、次の3種類があります。

  • 1回乗車券(17バーツ~47バーツ):目的地までの使い切り切符
  • 1日乗車券(150バーツ):一日乗り放題の乗車券で、購入日の24時まで使える
  • ラビットカード(IC乗車券):発行手数料100バーツ、初回チャージ100バーツが必要
  • ※1バーツ=約4.14円(2024年4月3日現在)

観光客であれば1回乗車券や1日乗車券を購入するのが良いでしょう。タイで生活をする方で、BTSの利用頻度が高い場合にはラビットカードを発行しておくと便利です。
ただし、ラビットカードはBTSのみしか利用できません。また、乗車料金の割引などはないので、100バーツは発行費としてかかります。

MRTの料金

MRTの乗車券には、次の2種類があります。

  • 1回乗車券(16バーツ~70バーツ):トークンと呼ばれる黒いプラスチック製のコイン
  • MRTカード(IC乗車券):発行手数料30バーツ、デポジット料金50バーツ、初回チャージ100バーツが必要
  • ラビットカード(IC乗車券):発行手数料100バーツ、初回チャージ100バーツが必要
  • ※1バーツ=約4.14円(2024年4月3日現在)

トークンとも呼ばれる1回乗車券は、購入当日のみ使えます。購入窓口と券売機も混雑していることが多いので、利用頻度が高いならMRTカードを発行しておくと便利です。デポジット料金はカード返還時に返却されるので、実質コストは30バーツのみで発行できます。
ただし、MRTカードはMRTのみで利用可能です。地下鉄MRTの乗車料金も通常料金です。

タイ・バンコクで電車に乗る際の注意点

続いては、バンコクで電車に乗る際の注意点をいくつかご紹介します。

ICカードは共通ではない

バンコク市内を走るBTS、MRT、ARLの3種類の電車にはそれぞれIC乗車券が存在します。ただし、日本のSuicaやPASMOとは異なり、共通で使用することはできません。
いずれの電車にもIC乗車券で乗車するためには、別のカードを持ち歩く必要があるので少し不便です。

駅構内では飲食、喫煙禁止

BTSとMRTでは、駅構内及び列車内での飲食と喫煙が禁止されています。駅の改札口にはゴミ箱が設置されているので、飲食物のごみも持ち込まないようにしましょう。

【番外編】電車が走る市場がある?

バンコクから車で1時間半ほどの場所にあるサムットソンクラーム県には、市場のすぐそばを列車が走るメークロン市場があります。あまりにも列車が近く珍しいということで、近年は観光地としても人気の高い市場です。
バンコクからメークロン市場までは、電車を乗り継いでいくこともできますが、乗り換えが面倒なのでロットゥーというミニバスを利用すると良いでしょう。所要時間1時間半ほどかかりますが、料金は60~70バーツほどで行くことができます。

最後に

今回は、バンコクの電車事情についてご紹介しました。乗車料金は日本と比較して安価ですが、ICカードが会社ごとに異なるといった点に注意が必要です。
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※この記事は「リノシー(タイ)ブログ」より提供されている記事です。

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