タイの銀行を一覧で紹介!
バンコク銀行の口座開設方法、日本人窓口について

※この記事は「リノシー(タイ)ブログ」より提供されている記事です。

タイでの生活をするうえで、銀行口座は必要不可欠です。タイにはバンコク銀行やアユタヤ銀行など、日本人向けに日本人窓口を設けている銀行も複数あるためタイ語が話せない方も心配ありません。
今回は、タイにある銀行の一覧や口座の開設方法などを紹介します。

タイにある銀行で日本人におすすめはどこ?

タイへの駐在や移住が決まったら、給料の振込先やクレジットカードの支払先になる銀行口座を開設することになります。
タイ国内には複数の銀行があり、バンコクには日本人向けにサービスを展開する銀行も多くあって便利です。日本語で対応してもらえる銀行をあらかじめ把握しておくと、スムーズに口座開設ができるでしょう。
まずはタイにある銀行の一覧と、なかでも日本人におすすめの銀行を紹介します。

タイの銀行一覧

タイの主な銀行は以下の通りです。

  • バンコク銀行
  • アユタヤ銀行
  • カシコン銀行
  • クルンタイ銀行
  • オムシン銀行
  • サイアム商業銀行
  • ttb銀行
  • UOB銀行

日本人がよく利用する銀行

タイの銀行のなかで、日本人窓口のある銀行は以下の3つです。
バンコクには日本人窓口のある銀行がいくつもあり、主に日本人の駐在員が利用しています。

バンコク銀行

バンコク銀行は、タイのなかで最も大きな商業銀行です。
タイ国内に1,000を超える支店を有しているほか、日本にも東京支店や大阪支店があります。
バンコクにあるシーロム本店には日本人窓口が設けられているため、タイ語が分からなくても口座開設をしやすいでしょう。多くの日本人が利用しています。


アユタヤ銀行

アユタヤ銀行も、日本人に優しい銀行として人気があります。
日本語対応の窓口が設けられているほか、日本語のホームページも用意されているため、口座開設に必要な書類などは日本に居ながら調べることが可能です。


カシコン銀行

カシコン銀行は、タイで4番目に支店数が多い大手銀行です。
一部支店に限られますが、日本語で対応してくれる窓口があります。東京には駐在員事務所もあるため、日本人の駐在員に便利な銀行といえるでしょう。

日本人がバンコク銀行に口座開設する方法

ここからは日本人の利用者が多いバンコク銀行を例にあげ、タイで銀行口座を開設する方法と手順を紹介します。

  1. 日本人窓口のある支店へ行き、整理券を取って呼ばれるのを待つ
  2. 口座の開設を申請し、必要な書類を提示する
  3. 指示に従い、必要な書類に記入する
  4. デポジットを支払い、通帳を発行してもらう
  5. 希望であればATMカードを発行してもらう

口座開設時のデポジットは500THB以上が必要となり、ATMカードを作る際は別途発行手数料と年会費が必要になります。
また開設した普通預金口座や当座預金口座を維持するには、2,000THB以上の口座残高を維持しなければならず、2,000THB未満の状態で1年以上利用しなかった場合は、残高から月に50THBが維持費として差し引かれるため注意しましょう。
ただし、定期預金口座とシンマタヤ・サブタウィー積立定期預金に関しては、維持費の支払いは発生しません。

口座開設に必要な書類

バンコク銀行で口座開設をするときに必要な書類は、以下の通りです。

  • パスポート
  • 労働許可証の原本、もしくはデジタルワークパーミット
  • Tax IDカード

上記の書類は新規で口座を開設する度に毎回提出を求められますが、Tax IDカードについては普通預金口座とシンマタヤ・サブタウィー積立定期口座を開設する場合のみ必要となります。
デジタルワークパーミットを持参する場合は、必要な情報を事前にプリントアウトしておくと良いでしょう。

自動振替も利用可能

バンコク銀行では当座預金口座を作っている方を対象に、自動振替サービスにも対応しています。
自動振替サービスを利用すると、当座預金口座の残高を普通預金口座に移しておくことが可能です。預金額に利息が発生するメリットがあります。
また自動振替サービスを利用すれば当座預金残高はゼロになっても問題はなく、小切手での支払が発生すると普通預金口座から当座預金口座へ自動で振替支払いが可能です。
ただし自動振替には1日につき30THBの手数料が発生するため、注意しましょう。

便利な定期送金サービス

バンコク銀行では、毎月指定した日に指定した口座へ自動で定額送金するサービスを行っています。
毎月決まった金額を送金する予定がある方にとってはとても便利なサービスなので、希望する場合は普通預金口座を開設した支店で定期送金サービスの申請を行いましょう。

バンコク銀行の日本人窓口・日本支店の場所

バンコク銀行で口座を作るときは、日本人窓口のある支店を利用するのがおすすめです。
ここからはバンコク銀行で日本語が通じる支店や、日本にある支店を紹介します。

シーロム本店1階

バンコク銀行のシーロム本店は、タイ国内で唯一日本語窓口のある支店です。
BTSサラデーン駅から徒歩3分でシーロム通り沿いという好立地にあり、サラデーン駅の階段を下りて直進すると到着します。
日本語窓口は、シーロム本店1階の開設カウンター内です。正面入り口を入って左側にあるエスカレーターの間を進み、突き当たりにある口座開設カウンターの入り口で日本語サービスの番号札を発券してください。
日本語のできるタイ人スタッフが口座開設や取引のサポートをしてくれるほか、銀行のサービスで不明な点がある場合も日本語で問い合わせができるため、安心して利用できるでしょう。

シーロム本店の基本情報
住所 333 Silom Road, Bangkok 10500
営業時間 8:30~16:00
※土・日および中央銀行の定めた日は休業です。

東京支店

バンコク銀行は東京にも支店を構えています。新規の口座開設はできませんが、東京支店でも以下のことが行うことができます。

  • 各種預金(新規の口座開設はできません)
  • 貿易金融
  • 外国為替
  • 企業向け融資
  • 海外送金
東京支店の基本情報
住所 105-0003 東京都港区西新橋2丁目8-10 バンコック・バンク・ビルディング
電話番号 03-3503-3333
(FAX:03-3502-6420、03-3506-8503(送金))

大阪支店

バンコク銀行の日本支店は大阪にもあり、東京支部と同じ内容のサービスを受けられます。
ただし東京支部と大阪支部ともに、タイ国内で開設した口座に関する手続きはできないため、注意しましょう。

大阪支店の基本情報
住所 541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目9-16 バンコック・バンク・ビルディング
電話番号 06-6263-7100
(FAX:06-6263-6286、06-6263-6285(送金))

最後に

今回は日本人が利用しやすいタイの銀行と、口座開設のやり方について紹介しました。
タイにも日本の銀行の支店はありますが、タイの銀行は街の至るところにATMが設置されており、土日も手数料が無料で取引ができるため、長く駐在するのであれば口座開設しておくと便利でしょう。
日本語窓口のある銀行であれば、口座開設や預金の取引もスムーズにできます。
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※この記事は「リノシー(タイ)ブログ」より提供されている記事です。

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