スワンナプーム国際空港は、アジアのハブ空港を目指すタイ王国の“新時代の象徴”として2006年9月に開港しました。 バンコク中心部から東南へ25km のサムットプラカーン県に位置しています。
「スワンナプーム」はタイ語で 「黄金の土地」という意味。プミポン前国王（ラマ9世）によって名付けられました。
空港の設計を手がけたのは、ドイツ人建築家ヘルムート・ヤーン氏。タイの未来を象徴するような開放的で斬新なデザインが特長です。
旅客ターミナルビルの総床面積は563,000㎡。単一の空港ターミナルビルとしては世界最大級の規模を誇ります。また、敷地面積はドンムアン空港の約5倍、成田空港の約3倍に相当します。
空港の最大処理能力は1時間あたり94便で、年間で約6500万人の旅客に対応しています。さらに、短期計画では年間1億2000万人規模まで処理能力を拡大する方針が示されています。
空港電話番号
空港WEBサイト
https://www.bangkokairportonline.com/
空港で使える便利アプリ「SAWASSDEE by AOT」
タイ空港公社（AOT）が提供する、空港利用をより快適にするための公式アプリです。
主な機能
- フライト情報の確認
- チェックインカウンター、保安検査場、出入国審査の待ち時間の確認
- タクシー予約
- 空港内マップ・施設案内
- 観光警察と連絡が可能なプラットフォームの提供
さらに、アプリ内ウォレットにデビットカードやクレジットカードを登録すれば、空港内の提携店舗でキャッシュレス決済が可能に。ウォレット決済を利用すると「AOTポイント」が付与され、貯まったポイントはAOTパートナーの特典と交換できます。
- 【NEW！】2024年11月、第3滑走路が正式に運用開始最大処理能力1時間あたり68便→94便へ
- 2023年9月、サテライトターミナル「SAT-1」がオープン
- 出国（4階・出発ロビー）
- エントランスからロビー内へ
- VAT還付を忘れずに
- タイで免税を受ける手順
- まずはチェックインカウンターへ
- 旅客認証システムで制限区域の安全を確保
- 大きな荷物はオーバーサイズバゲッジカウンターへ
- 国内線入り口
- 国際線入り口
- やっぱり便利なコンビニも
- 空港内郵便局も出発ロビーに
- スワンナプーム空港 LEVEL4 出発フロアMAP
- 入国（2階・到着ロビー）
- Meeting Point
- TOURIST POLICE
- タイ国内の旅行案内はここで
- タクシー乗り場・フードコート（1階）
- GRABタクシー利用なら1階4番出口へ
- ドンムアン国際空港行きシャトルバス
- スクンビットエリア ⇆ スワンナプーム国際空港の往復アクセス
- タクシー
- エアポートレイルリンク
- エアポートリムジン
- スワンナプーム国際空港 就航情報
【NEW！】
2024年11月、第3滑走路が正式に運用開始
最大処理能力1時間あたり68便→94便へ
2024年11月1日、第3滑走路の運用が正式に開始されました。
これにより、スワンナプーム国際空港の処理能力は1時間あたり68便から94便へと拡大。タイ空港公社（AOT）は年間6500万人規模の旅客に対応できる体制を目指していると、タイ広報局が伝えています。
新滑走路は空港の西側に位置し、幅60m、長さ4km。空港のさらなる処理能力拡大を図る開発計画の重要な一環として整備されました。
この開発計画には、2023年初めに開業した最初の中間衛生ビル（SAT-1）や、現在進行中のターミナル東側拡張工事も含まれており、今後もアジアのハブ空港としての役割を一層強化していく見込みです。
2023年9月、サテライトターミナル「SAT-1」がオープン
2023年9月28日、サテライトターミナル「SAT-1」がオープンしました。メインターミナルから約1km離れていますが、空港地下を走る新交通システム「APM（全自動無人運転車両）」でスムーズにアクセスできます。
「SAT‑1」は地上4階・地下2階構造で、2階が到着フロア、3階が出発フロアです。最上階の4階にはラウンジなどの専用エリアが設けられ、地下2階にはAPM（全自動無人運転車両）の乗降フロアがあります。
搭乗ゲートは28か所を備え、A380やB747‑8といった大型機材に対応したゲートも配置されています。
「SAT‑1」の開業により、空港全体の年間旅客対応能力は従来の4500万人から6000万人へと拡大し、混雑緩和や運用効率の向上に大きく貢献しています。
「SAT‑1」発着便を利用する場合、出発時はメインターミナルでチェックインと出国手続きを済ませた後、APMでSAT‑1へ移動します。到着時はSAT‑1で降機後、APMでメインターミナルに戻り、入国手続きや手荷物受け取り、乗り継ぎを行います。
ご利用の際は事前に移動ルートを確認しておくと安心です。
出国（4階・出発ロビー）
国際線・国内線ともに出発ロビーは4階にあります。
ガラス張りの開放感あふれる空間に20列のチェックインカウンターが並び、スムーズな手続きをサポートします。
また、各種サービスやコンビニなどの便利なショップが機能的に配置されており、出発前の時間を快適に過ごすことができます。
エントランスからロビー内へ
タクシーや送迎車を利用した場合は4階で下車します。
エントランスからロビー内へ進むと、アプローチに各航空会社のロゴ入りサインボードが設置されているため、これらを目印にすれば、お目当てのカウンターまでスムーズにアクセスできます。
VAT還付を忘れずに
タイで購入する商品には、通常VAT（付加価値税）7%が課税されています。
外国人旅行者は、タイ出国時に空港内のカウンターで還付を受けることができます（購入時に店舗で申請用書類を受け取ることも可能）。
還付条件は細かく設定されているため、あらかじめ公式サイトを確認しておくと安心です。
また、海外在住者が日本へ一時帰国して買い物をする場合、条件を満たせば消費税が免除されます。手続きにはパスポートが必要となるため、忘れずに持参してください。
タイで免税を受ける手順
購入時
- 「VAT REFUND FOR TOURISTS」の表示がある店舗で購入し、同日・同一店での購入総額が2,000B以上であることを確認します。
- 会計時にパスポートを提示し、「VAT払い戻し申請書」に必要事項を記入します。
- 店舗から「VAT払い戻し申請書」と「税金請求書」の控えを受け取ります。こちらの控えは出国時に必要となるため、大切に保管してください。
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