半年でマラリア患者5126人
1人死亡、西部国境地域で多発

タイ保健省疾病予防局(DDC)は、今年のマラリアの感染状況について発表し、継続的な監視、予防、および制御措置を講じているという。

マラリア監視データによると、今年1月1日から6月10日までにタイ国内で確認された累計患者数は5126人に上り、1人が死亡した。

患者は25歳から44歳の就労世代や農業従事者に多く、主な発生地はタイ人と外国人の双方を含む、ターク県、カンチャナブリー県、プラチュワップキーリーカン県、メーホンソーン県など西側の山林国境地帯エリアのある各県が挙げられる。

疾病管理局長によると、マラリアはプラスモディウム属の原虫によって引き起こされる感染症であり、雌のハマダラカが媒介する。

蚊に刺された後、患者には高熱、悪寒、頭痛、倦怠感、身体の痛みなどの症状がしばしば現れ、定期的に発熱を繰り返すこともある。適切な治療を受けない場合、特に小さな子供、妊婦、高齢者、および持病を持つ人々の間で、重篤な合併症を引き起こし死亡に至る危険性がある。

なお、前年2025年1月1日〜12月31日におけるマラリアの感染状況では、タイ国内の累積患者数は11996人に上り、5人が死亡していた。患者の内訳については、タイ人が46.3%を占め、タイ滞在期間が6カ月以上の外国人が21.3%、タイ滞在期間が6カ月未満の外国人が32.4%となっており、国籍を問わず幅広い層に感染が広がっていた。

(6月11日=TNNタイランド)

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