タイ警察は、組織的に電線を盗み出していた窃盗グループのリーダー格の男(39歳)と共犯者(49歳)を6月15日に逮捕した。
事案のはじまりは5月9日、バンコク都ラームカムヘーンにある某デパートの4階に保管されていた、複数サイズに及ぶ合計570mの電気ケーブル一式が盗まれたという。
警察が現場の防犯カメラを調査したところ、同日の午前5時30分頃にピックアップトラックに乗った3人組の男がデパートに侵入し、電線を荷台に積み込んで逃走する様子が捉えられていた。
その後、容疑者らは犯行直後に東部サラブリー県やチョンブリー県など各地を巡って足取りを複雑にした後、中部サムットプラーカーン県の古物商に電線を持ち込み、現金97万Bで売却していたことが判明した。
リーダー格の男は外出中にバンコク都ラートクラバンで逮捕された。逮捕時に乗っていた高級スポーツカー内および自宅の捜索では、自動拳銃2丁、散弾銃1丁、そして多数の弾薬が発見され、証拠品として押収された。
警察によると、このグループの犯行手口は極めて計画的で、リーダー格の男は高級車で各地を回って標的を物色。狙いを定めると、仲間に連絡して時間を合わせて現場を襲撃していた。
犯行後は警察の追跡をかわすためにわざと遠回りをし、犯行ごとに中古のピックアップトラックを購入しては偽造ナンバープレートを付け替え、電線を売却した直後にその車両を売り払うという行為を繰り返していたという。
現在、もう1人の共犯者は仲間の逮捕を察知して逃亡したとみられており、警察は男の行方を追っている。












