©タイ警察中央捜査部
6月29日、バンコク都刑事裁判所で、実の娘を東京へ連れて行き性的サービスを強要したとして、人身売買防止取締法、児童保護法などの複数の罪に問われていたタイ人母親に対する判決公判が開かれた。
この事件は、2025年6月に被告である母親が当時12歳の実の娘に対し、旅行に行くと嘘をついて日本へ連れて行き、東京にある性的なサービスを伴うマッサージ店で働かせたものである。
少女は同年9月に店から自力で脱出することに成功し、日本当局に保護を求め、日本でも大々的に報道され大きな衝撃を与えた。
その後、母親自身は台湾へと渡った先で逮捕され、同年12月にタイへ送還された。少女は現在、タイ国内の児童保護財団の保護下に入っている。
裁判の過程で、被告の母親はすべての起訴事実を全面的に認めた。母親はこれまでに海外のマッサージ店で1回あたり14日間から19日間ほど働き、その都度5万から8万Bの収入を得ていたことも明らかになった。
刑事裁判所は、被告の行為が複数の法律の条文に抵触する重大な犯罪であると認定し、様々な罪に対して懲役10年の量刑が示された。しかし、被告がすべての罪を認めたことが刑の軽減理由として認められ、最終的に合計7年6カ月の懲役が言い渡された。
(6月29日=マティション)












