7月16日、首都圏警察および現地警察は、国際犯罪組織への関与容疑で、中部ナコーンナーヨック県でパトゥムターニー県出身のタイ人の男を逮捕した。この男が調理用のタマリンドペースト(マカームピアック)の容器内に覚せい剤を隠匿していた事件に関与していたことが判明した。
この事件の発端は、タイから日本への荷物輸送代行(キャリーサービス)を請け負っていた女性から「日本へ運ぶよう依頼された荷物に不審な点があるため調査してほしい」との通報が入り、捜査員が都内コンドミニアムで縦40cm、横60cmの段ボール箱を捜査したことに始まる。
箱の内部を確認したところ、タマリンドペーストが詰められたボトル容器6個が見つかり、それぞれの容器の内部から各約2kgのメタンフェタミン(覚せい剤)が隠されているのが発見された。
初期の取り調べにおいて、逮捕されたタイ人の男は、現在ベトナムに滞在中のベトナム人女性と1年以上交際していると供述。彼女は金融取引が不便であったため、男の銀行口座を使わせていたものの、具体的にどのような取引に口座が悪用されていたかについては一切知らなかったと主張した。
これまでの捜査情報から、この国際的な密輸ネットワークには少なくとも約15人の人物が組織的に関与しているとされている。
なお、7月21日午後12時頃に、首都圏警察がバンコク都ブンクム区の住宅を捜索し、組織に関連するベトナム人の容疑者新たに6人の身柄を確保することに成功した。












