7月24日、タイ警察中央捜査部(CIB)、知的財産局(DIP)などが合同で記者会見を行い、有名ブランドのインスタントコーヒー(Nescafé)、ココア飲料(Ovaltine)、および柔軟剤(Downy)の偽物を大規模に密造していた拠点を摘発した成果を発表した。
捜査の端緒は、バンコク都トンブリー区にある個人商店や地元住民から「メーカーの営業担当者を名乗る人物らが、偽物のコーヒーやココア、柔軟剤を格安の卸値で売り込んできている」との被害相談が寄せられたことであった。
警察が追跡調査を実施した結果、これらの偽製品は中部サラブリー県にある倉庫で製造された後、都内住宅へ運び込まれて保管されていることが判明した。警察は両拠点を同時に捜索して関与していたタイ人の男4人(40〜59歳)の身柄を拘束した。
現場からは、被害総額約262万9,700Bに相当する計22万6,720点の押収品が確認された。
これらには、粉末および液体の充填機4台、混合機、調合タンク、シーリング・印刷機器、バーコード照射機、排煙装置といった製造・加工機械が含まれる。また、偽物のコーヒー、ココア、柔軟剤計416箱(16万8,588袋)をはじめ、原料となるココアパウダー、コーヒーパウダー、粉ミルク、砂糖など、ならびに有名ブランドのロゴが印刷された包装資材や段ボール箱など5万5,000点以上が押収された。
初期の取り調べにおいて、逮捕された4人の容疑者はいずれもすべての容疑を全面的に認めている。












