中国系投資詐欺グループ主犯格拘束
本国で被害者3千人超・被害額83億B規模

©タイ出入国管理局

10月7日、タイ出入国管理局は、中国国内で大規模な不法資金調達および詐欺事件を主導し、中国当局から指名手配されていた中国国籍の男(51歳)の身柄を拘束したと発表した。

駐タイ中国大使館からの捜査協力要請に基づき判明した容疑手口によると、男は共犯者とともに2021年2月から2024年6月にかけて産業投資会社およびその関連会社を運営し、湖南省、山東省、湖北省、江蘇省など中国各地に営業拠点を設けていた。

男らは大手資産管理会社との提携を騙り、金融機関の不良債権回収や特別投資プロジェクトと称して年利6.8%から11.4%の高利回りを約束し、一般市民から多額の出資金を騙し取っていた。

中国当局の調査によると、グループは多数の法人名義口座を迂回させて不正資金を吸い上げており、被害者は中国全土で3100人以上、未回収の被害総額は16億6,200万人民元(約83億B相当)に達している。事件発覚後、男は追及を逃れるためタイ国内へ入国し、潜伏生活を続けていた。

スワンナプーム国際空港の入国管理当局から国際手配中の人物がタイ国外へ出国しようとしているとの通報を受け、捜査班が出国手続きの直前で男を捕らえた。タイの出入国管理法に基づき滞在許可が即座に取消され、中国への強制送還に向けた法的統合手続きが進められている。

(10月7日=マティション)

 

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