©ドイステープ・プイ国立公園
北部チェンマイ県ドイステープ・プイ国立公園敷地内で、地域の精神的な象徴であったヒマラヤサクラ(現地名:ナーンパヤー・スアクローン)などが不法に伐採される事件が発生し、10月26日、警察や保全当局が現地捜査と証拠収集を実施した。
現場は前国王(ラマ9世)のパビリオンで、現在は歴史的建造物兼景勝地として保存されている。パビリオン付近で計15本(丸太46片)の倒木が確認され、そのうち11本は、ラマ9世の王室事業を記念して植樹されたヒマラヤサクラだったという。
捜査結果によると、10月13日に地元住民や外部から参加したボランティアグループが「景観清掃」の名目で口頭による作業申請を行っていたものの、当局の正式な許可を得ないまま独断で樹木の伐採に及んだことが判明した。
地域の代表者は、国立公園内での保護樹木の取り扱いには正規の手続きが必要であることを認め、管理監督の過失を陳謝するとともに、当局による捜査への全面的な協力と現場の環境復元に取り組む姿勢を示した。
当局は、実際に伐採行為を行った7人の身元を特定しており、法的措置をとる方針を固め、自然景観を速やかに再建しつつ、通常の観光受入を継続していくと説明している。
(10月26日=タイラット)











