都内で偽ナンプラーや食酢の不法製造拠点摘発
回収された古瓶に充填し低価格販売

©医薬品委員会(FDA)

11月3日、警察中央捜査局(CIB)と食品・医薬品委員会(FDA)は、バンコク都サパーンスーン区にある住宅2棟の一斉捜査を実施した。本捜査は、不法に製造・充填されたナンプラーや醤油、食酢などの調味料製品がバンコク都内の各地域へ配送されているとの市民からの通報を受け、追跡調査を行った結果によるものである。

現場からは偽ナンプラーや偽食酢の完成品271点、キャップ締め具や原料用タンクなどの製造機器1858点、洗浄済みおよび未洗浄の使用済み回収瓶・ポリタンク263点を含む計23項目・2392点(相当額約25万B)が押収された。

捜査結果によると、同拠点にはFDAによる食品製造許可が出されておらず、極めて不衛生な環境で作業が行われていた。経営者の男は使用済みの古瓶やポリタンクを集めて洗浄し、原液を手作業でホースを使って充填し、ラベルを貼って金づちでキャップを打ち固定する手口を用いていた。

男は市販品の味を真似て独自の安価な調合法を考案し、市場より低い価格で月間1000本以上を販売し、10年以上にわたり不法操業を継続していたとされる。これらの製品は、ピンクラオ地区やテウェート地区などの飲食店、市場の小売店へ広く流通していた。

当局は不衛生な製造プロセスによる有害物質や細菌の汚染、規定値を超えるナトリウムや保存料の添加は、腎臓病や高血圧などの重大な健康被害を引き起こす恐れがあり、極端な安売りを行っている露店や卸元からの購入を避け、正規の承認マークが記載された製品を選択するよう消費者や飲食店に向けて注意を呼びかけている。

(11月3日=マティション)
https://www.matichon.co.th/local/quality-life/news_5959075

 

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