6月25日午後4時20分、プーケット県のプーケット国際空港の駐車場で即席爆発装置(IED)らしき物体が発見され、爆破処理班(EOD)が出動した。
現場は国内線ターミナルから100mほど離れた場所にある空港のバイク駐車場。EODは警察犬を導入し捜索した結果、不審なバイクの座席下の収納スペースに爆破装置が仕掛けられていることが判明し、爆破被害を防ぐために半径200m以内が封鎖された。その後、EODは回線切断と爆破処理を実施したという。
同日午後7時過ぎに空港が緊急事態を解除し、この事件によるフライト遅延や欠航はなかったと発表している。
なお、6月24日に南部パンガー県では、深南部暴力団体関係者とみられるタイ人の男2人が爆発物と時限装置を運んでいる最中に摘発されていたことが分かった。男らはプーケット各地を移動していたことが判明し、今回の爆発物事件にも関与している可能性が高いとみて、警察が捜査を進めている。
(6月25日=マネージャーオンライン)
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