ロックダウン解除に際した対策・提案を発表

バンコクのアッサウィン都知事が、5月3日からロックダウン解除された店舗に対する、対策・提案を発表した。
 
<レストランにおける対策>
・広さ200平方メートル以上の店舗は、店員と来店客の体温測定を行う。
・広さ200平方メートルを超えない店舗は、店員の体温測定を行い、来店客に関してはくしゃみや咳をする症状を持っていないかを確認する。
・テーブルや席の間隔を1.5メートル以上離す。その間隔が1.5メートル未満(最低1メートル)の場合は、人と人の間を板等で遮蔽する
・食べ放題の業態では客が自分で食べ物を皿に盛ることを禁止する。メニューから注文することは可能。
・ビール等のアルコール飲料の販売は可能だが、店内での飲酒は禁止。
・店内のライブ演奏等は禁止。
・陳列してある料理と客の間は、透明な板などで遮蔽する。
・店舗の出入り口をはじめ、店舗内の各所にアルコール70%以上の除菌ジェルを設置する。
・トイレは2時間ごとに掃除する。掃除できない場合は手洗いを利用禁止にする
・客が利用する度に、テーブルや椅子を除菌剤で掃除する。
・一日最低1回、床や手すり、ドアノブなどを洗剤や除菌剤で掃除する。毎日ゴミを捨てる。
・エアコン付きの店舗は、一時的に営業を中断して、定期的な掃除や換気をする。
・食器洗いを徹底する。
・客が入店の順番を待つ場所は、客と客の間が必ず1メートル以上の距離を保てるようにする。
・ウイルス防止対策に従い、清潔を維持し決まった基準を徹底して守る。
 
<店員への対策>
・髪の毛を縛って帽子をかぶる。手袋とエプロン、そしてマスクを着用する。
・37.5度以上の熱があったり、咳やくしゃみをしたり、息を切らしている場合は、すぐに仕事を休んで病院へ行く。また、家で症状を観察する。
・シェフ(調理人)は料理する際、必ず頻繁に手を洗う。
・配膳する店員は、配膳する際、毎回必ず手を洗う。
・話すときは、唾液を飛ばさないように普通の声量で話す。また、必ずマスクを着用する。
 
<来店客への対策>
・石鹸やアルコールジェルでよく手を洗う。
・37.5度以上の熱が出たり、咳やくしゃみをしたり、息を切らしている場合は、入店してはならない。すぐに病院へ行くか、家で症状を観察する。
・防止対策に従っていない店舗を発見したら、地区事務所に報告する。
 
<店舗オーナーへの提案>
・大規模な店舗は、客の来店希望時間をオンライン予約で管理する。
・小規模な店舗は、店頭・店内の混雑を減らすために、整理券を配る。
・支払方法は銀行振り込みやオンライン決済にする。
・調味料を渡す場合は、清潔なミニパックで渡す。
・客と客の間が1メートル以上となるようにする。店員がそれをしっかりと管理する。

 
(アッサウィン都知事のフェイスブック)
www.facebook.com

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