高齢女性を襲ったひったくり犯に猛反撃
素手で立ち向かった「三女傑」の勇姿が話題に

©警察ラジオ(FM91)

三女傑、犯人追跡に貢献

6月7日午前7時ごろ、中部ノンタブリー県の住宅街でひったくり事件が発生した。

自宅前で朝の托鉢を待っていた73歳の女性が、バイクの男に突然襲われ、首の金のネックレスを引きちぎられたのだ。被害額は約9万B相当に上る。

だが、犯人にとって最大の誤算は、現場に居合わせた「女性たちの強さ」だった。

悲鳴を聞きつけた近くの一般母娘2人がすぐさま急行し、逃走を図る犯人に猛然と飛びかかった。さらに被害女性の娘も加わり、計3人の女性たちが素手で男を引き倒し、殴るなどして必死に取り押さえにかかったのだ。

防犯カメラには、激しく揉み合う彼女たちの勇姿が克明に記録されている。

一時は男を制圧しかけたものの、犯人がナイフを抜いて激しく威嚇したため、危険を察知した女性たちは距離を取らざるを得ず、男はバイクで現場から逃走した。

しかし、この勇敢な行動は決して無駄ではなかった。揉み合いの映像がSNS上で「度胸ある三女傑の勇姿」として爆発的に拡散。

これを目にしたある男性が、犯人のバイクが自身の盗難車であることに気づき、警察へ通報したのだ。これにより、犯人が盗難車両を悪用していた事実が早期に判明し、捜査当局は逃走経路を追跡する決定的な足がかりを得ることとなった。

ノンタブリー県警によると、容疑者は50歳前後の男で、すでに県外へ逃走。6月9日時点も逮捕には至っていないが、警察は防犯カメラと盗難車情報から身元の特定を急いでいる。

女性たちの度胸とネットの拡散力がもたらした強力な手がかり。執拗な包囲網の果てに、逃亡犯が御用となる日は近そうだ。

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