SOS! 女社長の暴走劇

某日夜、ある女性の車による追突事故が発生。 その後バイク4台、車1台を巻き込むカーチェイスに…

「動画を見ただけで身が戦いた」。

事故の様子をニュースで見た多くの人が、同様のコメントをSNSに投稿した。

その実行犯であり、人身事故及び逃亡罪、器物破損、飲酒運転、公務執行妨害で起訴されたのが会社経営者であるタイ人女性・ウィシュダーさん(37)今月11日午後10時30分頃、彼女は中部ノンタブリー県内の道路で追突事故を起こしながらも逃走。

通報を受けた警察はバイクや柵などで車を包囲したが、彼女はそれらを押しのけてさらに暴走。

バイク4台、車1台にも衝突するなど、周囲を凍りつかせた。

事態が収束したのは、発生から約1時間半後。

観念したのか彼女は車を停止。

近所に住んでいるという衆議院議員・チャットチャワン氏も説得に協力し、観念したという。

幸いなことに被害者全員が軽傷で済んだが、一歩間違えれば無差別殺人。

順風満帆に見えた彼女がなぜ、このような危険行為に及んだのか。

夫によると、容疑者は今年に入り家族や仕事間でトラブルが増加。

ビジネスパートナーに200万B前後を搾取され経営難になるなど、大きなストレスを抱えていたという。

また、警察の調べによると大量の酒を飲んでおり、逮捕時の血中アルコール濃度はほろ酔い期(0.07%前後)を大きく上回る0.25%の“酩酊極期”という結果に。

逮捕後、謝罪の意を表したウィシュダーさん。

多くの人を巻き込んだ暴走劇に擁護はできないが、罪を償った後、前向きな一歩を踏み出してほしいと祈るばかりだ。

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