タイ警察中央捜査部(CIB)および経済犯罪抑制局(ECD)は、バンコク都ミンブリー区にあるタウンハウスを家宅捜索し、通信アプリ「LINE」を通じて法定金利を大幅に超える高利で違法に資金を貸し付けていた容疑で、グループのメンバー4人のタイ人男(19〜44歳)を逮捕した。
このグループは「Big Jack 777」というアカウント名を使用し、返済が滞った債務者やその親族に対して激しい威嚇や脅迫を行って社会的な被害をもたらしていた。
現場からは犯行に使用されていた携帯電話12台、コンピューター、タブレットのほか、顧客リストが記されたノート2冊、貸付関連の契約書類17セット、大量の名刺などが証拠品として押収された。
警察の調べによると、このグループは主に資金繰りに苦しみ、正規の金融機関から融資を受けられない中小企業の経営者や個人事業主をターゲットにしていた。
SNSの広告や融資勧誘の名刺配布を通じて顧客を募り、身分証明の確認や保証人を必要としない手軽さをうたい文句に融資を持ちかけ、審査通過後は現金を直接債務者の自宅へ届けていた。しかし、その金利は当初「24日間で20%(年利換算で626%)」という極めて高いものであり、その後さらに「年利3000%」という法外な金利にまで引き上げられていたことが判明した。
このグループの資金ルートを追跡したところ、債務者は約50から60人に上り、約1,000万Bの資金が流通していたことが確認された。












