ビーチに大量のナマコ漂着
専門家は津波の兆候を否定

©海洋・沿岸資源局(DMCR)

6月6日、東部ラヨーン県スアンソンビーチで、大量のピンク色のナマコが海岸に打ち上げられ、数百mにわたる砂浜がピンク色に染まる現象が発生した。この珍しい光景は、現地を訪れていた多くの観光客の間に驚きと関心を呼び起こしている。

カセサート大学水産学部の専門家によると、漂着したナマコは学名「Cercodemas anceps​​」、タイではピンクナマコや赤ナマコと呼ばれている。

大量漂着について地震や津波の発生とは関係がなく、現在のエルニーニョ現象によって海は非常に変動が激しく水温が上昇傾向にあり、今回の漂着は強風と高波によるものである可能性が高いとみられる。

これらのナマコはふだん海底に生息しているため、激しい波風によって砂浜へ打ち上げられることは不自然ではなく、過去には南部チュムポーン県でも同様の現象が起きていたが、ラヨーン県では今回が初めての確認となった。

今後の懸念点について同専門家は、今回の漂着がエルニーニョ現象の到来を告げるサインであると言及した。これから来年の5月から6月にかけてエルニーニョ現象は本格化し、気象の著しい不安定化を引き起こす原因となり、特に海においては今後も奇妙な自然現象が断続的に目撃されるようになるだろうと警告している。

(6月6日=マティション)

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