韓国と連携し国際麻薬組織を壊滅
覚醒剤11億錠分の原料押収

©警察ラジオ(FM91)

タイ警察当局は韓国当局との協力のもと、国際的な麻薬密売ネットワークにおける覚せい剤11億錠分に相当する麻薬原料を押収したこと、および関連する取引の拡大捜査の成果を6月9日に公表し、アヌティン首相も会見に加わった。

首相の説明によると、タイ政府は韓国の国家情報院(NIS)から情報の提供を受け、タイから14年間にわたり逃亡を続けていた麻薬密売の重要容疑者の身柄の引き渡しを受けた。

その後、タイ麻薬取締委員会などの関係機関が合同で国内外の不審な財務取引の拡大捜査を進めた結果、麻薬密造地帯である黄金の三角地帯の工場へ麻薬の原料や化学物質を密輸していた巨大なネットワークが特定された。

今回の捜査作戦は、バンコク都、中部サムットプラーカーン県、ノンタブリー県、東部ラヨーン県の4県にまたがる3つの企業、合計10カ所の拠点を対象に一斉に実施された。

さらに、これらの企業がタイ国内で違法行為を行っている中国系犯罪組織とも繋がっており、ゾンビタバコの原料であるエトミデートの密造に化学物質を供給していた事実も突き止められ、これまでに4回にわたり摘発が行われている。

現場からは工業用などに用いられるアセトン、塩酸、酢酸、硫酸、フタル酸ジオクチルの5種類の化学物質が合わせて50t押収され、これらがもし密造工場に到達していれば11億錠分の覚せい剤が製造可能であったと試算されている。

(6月9日=マネージャーオンライン)

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