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タイの出入国管理警察は、実の息子を連れ去った親による誘拐(Parental Kidnapping)の容疑で米オレゴン州裁判所から逮捕状が出されていたアメリカ国籍の女(45歳)について、8月19日にタイ国内への滞在許可を取り消した上で、バンコク都のプラウェート区にあるホステルにて身柄を拘束した。
捜査の際、現場からは連れ去られていた8歳の男児も無事に発見され、関係機関と連携して児童の安全と福祉を確保する手続きが行われた。
当局によると、この事件は2025年初頭、離婚した父親が裁判所の命令に基づき息子の単独親権を取得したことに端を発する。
母親であった女は重度のアルコール依存症および精神疾患を抱えていたため親権が認められなかったが、父親の元から実の子である男児を連れ去って国外へ逃亡した。
父親は民間の探偵を雇い、警察へ通報したほか、男児捜索のための専用ウェブサイトを開設するなど約1年半にわたって捜索を続けており、米国でも話題となっていたという。タイ出入国管理警察が潜伏先につながる決定的な情報をつかんだことで、米連邦捜査局(FBI)との合同作戦が展開され、女の逮捕と男児の安全な救出に至った。
(8月21日=マティション)











