タイ天然資源・環境省は、ラヨーン県ニコムパッタナーにある敷地面積90ライ(約14万㎡)超の貸倉庫群(全15棟)に対する捜索願に基づく一斉点検の結果を発表した。
調査の結果、13棟の建物内で機械設備が確認され、全15棟の内部から金属屑、電線、モーター、電気・電子機器の部品などの電子廃棄物を含む産業廃棄物が混在した状態で保管されているのが発見された。
地元工業事務所によると、押収された資材の一部は法律上の危険有害物質に該当する可能性があり、初期推計で総量1万tを超える規模の資材が確認された。
操業の合法性に関する調査では、機械設備が見つかった13棟の建物において現在行われている事業の正規許可証が確認されず、一部で工場操業許可が取得されていたものの、規定の手続きである操業開始届が出されていなかったことが露呈した。
また、環境面の点検では排水処理システムが設置されておらず、一部の排水検査で基準値を超える数値を検出したほか、破損した外壁の隙間から敷地外の公共河川へ汚水が流出している状況が確認された。
これを受け、公害統制局が水質サンプルを回収して詳細な分析を進めている。捜査に立ち会った女性は「会社所有者から委任された」と説明するものの、工場所有者であることを否定しており、当局は真の事業者や借り主、名義貸し(ノミニー)の存在、海外からの不法輸入ルートなどの解明に向けて関係警察署へ告発状を提出した。












