都内建設現場で中国人事業主が死傷
給料支払いトラブルで作業員4人が暴行

©警察ラジオ(FM91)

10月27日午後8時頃、バンコク都ラートクラバン区にある建設現場の作業員宿舎で、中国国籍の男性2人が暴行を受ける事件が発生した。

通報を受けた地元警察が現場に急行したところ、1人の中国人男性が頭部や顔面を鈍器で強打されて倒れており、心肺蘇生措置が試みられたものの死亡が確認された。また、現場にいたもう1人の中国人男性も頭部を殴られた上、背中を刺されて重傷を負い病院へ搬送された。現場からは犯行に使用された長さ約60cmの鉄筋が押収されたほか、血痕の付いた給料袋や現金が遺留されていた。

目撃者情報によると、同日午後6時半頃、被害者である中国人男性2人がミャンマー人作業員約60人へ給料を支払うため宿舎を訪れていた。その際、死亡した男性がミャンマー人作業員の夫婦2組(男女計4人)に対して「作業内容が基準に達していない」と激しく叱責した。また、加害者の夫婦らは事前の通知なしに退職を望んでいたことで給料の支払いを拒否されており、これに強い不満を募らせて襲いかかったとされる。

作業員らが男性2人を鉄筋で強打した上にナイフで刺した。現場にいた他の作業員らは不法就労の発覚などを恐れて散会し、加害者の4人は被害者から現金を奪って現場から逃走した模様。

警察当局は事件に関与したミャンマー人夫婦4人を容疑者として特定し、現場周辺の防犯カメラの映像解析や関係者への事情聴取を急ぎ、逃走ルートの追跡を進めている。

(10月28日=マティション)

 

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