日本産ホタテのタイ向け輸出量
昨年比で14倍増加

JETRO(日本貿易振興機構)バンコク事務所は5月4日、日本産ホタテの2023年11月~2024年3月のタイ向け輸出が、輸出量で約14倍、輸出額で約2.3倍に増加(いずれも前年同期比)したと発表した。

中国などの水産物輸入停止処置の影響を受け、JETROはタイ国内輸入業者などと連携してタイ向け輸入拡大を図った。日本産ホタテのPRキャンペーン「HOTATE Festival」を開催。バンコク都内を中心に飲食店や小売店の協力を得てPRキャンペーンなどを展開した。

4日には、日本の農林水産省および在タイ日本大使館の協力を得て、ホタテメニュー提案会「JAPAN PREMIUM HOTATE~From HOKKAIDO Ocean to your Table~」を開催。日本産ホタテの活用に関心のある輸入業者、飲食店、インフルエンサーなどが100人以上参加した。

また、メニュー提案会終了後には、タイ輸出支援プラットフォーム総会を開催。さらなるホタテなどの輸出拡大に向けた「日本産水産物の販売網拡大プログラム」について議論・決定した。同プログラムにおいては、2025年までにホタテ貝のタイ向け輸出額24億円(2023年実績の約2倍)という目標を前倒しして2024年までに達成すべく、取り組みを進めていくこととしている。

(5月7日=JETRO)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/05/f793a97009d4221a.html

  


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