西部カンチャナブリー県ラムクローングー国立公園で4月15日、同園の男性職員が洞窟内の水難事故に巻きこまれ死亡した。
死亡した職員は午後1時頃、観光客が洞窟内の水路に落とした携帯電話を拾い上げようとしたところ、水路の激流に流されてしまったという。同日午後9時頃に男性職員の遺体が回収された。
男性の捜索にあたった救助隊員によると、深さ4mほどの水中で発見された遺体は岩に挟まれていたことから回収が困難を極めたという。
同国立公園は安全確認のため、4月17日から一時閉鎖することを発表している。(4月16日=タイラット)