タイで手足口病感染拡大中
子どもを中心に2万人以上

6月28日、保健省疾病予防局が雨季に伴う手足口病の感染拡大について警戒を強めるように注意を呼びかけている。同局によると、2025年1月1日〜6月25日までに全国で2万1315人の子どもの感染が確認されており、年齢層別では生後〜4歳が1万5753人、5〜9歳が4653人、10〜14歳が544人となっている。

手足口病はエンテロウイルスによる感染症で、主に5歳以下の子どもや乳幼児に多くみられる。

症状は熱、口内の水疱、手足の発疹などが挙げられ、鼻水や唾液、水疱との接触、または感染者が使った道具や玩具に接触することによって感染するという。

同局は保護者に対して子どもを食前・食後、トイレの後、玩具で遊んだ後などは定期的に手を洗わせ、遊び場など子どもの共有スペースや道具を定期的に殺菌掃除し、子どもの間で食器、コップ、ハンカチなどを共有させないように呼びかけている。

また、各教育機関の関係者に対しては子どもをよく観察し、感染したとみられる子どもを発見した場合は直ちに子どもを隔離し、保護者に連絡するなど同局のプロトコルに従うように警鐘を鳴らしている。(6月28日=バンコクビズ)

https://www.bangkokbiznews.com/news/news-update/1187113

 

 

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