ゴミやプラスチック袋を燃やし異臭
隣人トラブルが飼い犬に襲われる騒動に発展

©警察ラジオ(FM91)

隣人との殴り合いに犬が参戦

タイ中部ピッサヌローク県の住宅街で7月25日、家庭ゴミの焼却を巡る近隣トラブルから住民同士の乱闘と、犬による襲撃へと発展した。

被害に遭ったのはナレースワン大学の男性講師で、隣人と口論から殴り合いになった兄を仲裁しようとしたところ、隣家で飼われていたタイ原産の番犬「バンゲーオ犬」2匹に突然襲われた。

講師は首や腰、足など全身複数カ所を深々と噛まれて大量出血する重傷を負い、狂犬病の予防投与を受けたほか、精神科での治療も余儀なくされている。

被害者側によると、隣家では2025年からゴミやプラスチック袋を日常的に燃やしており、煙や異臭について自治体議員や警備員を介して何度も注意を求めていたが改善されなかったという。

事件当日もゴミ焼却に怒った兄が路上で隣人と取っ組み合いになり、止めに入った講師が凄惨な被害に巻き込まれることとなった。

一方、隣人の飼い主側はゴミ焼却を認めつつも「少量なので問題ないと思った」と説明。犬についても「意図的にけしかけたわけではなく、騒動の中で外に出て、飼い主を守ろうとしただけだろう」と主張し、隣人曰く「先に殴られた」として双方の主張は対立している。

警察は被害届を受理して診断書をもとに捜査を進めており、自治体も環境関連法令に基づき対応を進める方針だ。

長引く煙被害と飼い犬の危険管理という2つの課題が重なった今回の事件は、住宅街におけるマナーや所有者責任のあり方を改めて問うものとなっている。

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