ノンタブリーの学校で中3男子が銃乱射
9人死亡:自宅で祖父母を射殺後に校内で銃撃し自害

©警察ラジオ(FM91)

名門校で銃乱射。9人が死亡、27人が重軽傷

バンコク近郊ノンタブリー県の名門デープシリン・ノンタブリー校で8月7日、中学3年の男子生徒(14歳)が拳銃を持って校内で発砲し、教師5人と生徒1人が死亡、27人が重軽傷を負う大惨事が発生した。

少年は学校へ向かう前に自宅で同居する祖父母2人を射殺しており、最終的に校内で自害したため、一連の事件による死者は少年本人を含め計9人に上ったという。

警察の調査によると、両親の離婚後に祖父母に預けられて別居していた少年は、祖父が所有していた9mm拳銃を自宅で発砲した後に持ち出し、学校へと向かった。校内では午前9時53分に最初の教師を撃ち、別の教室などを移動しながら次々と発砲。午前10時2分に現場へ到着した警察が投降を呼びかけたが、その直後に少年は自害した。

自宅のパソコンからは7月30日以降に海外の銃乱射事件の動画5本が閲覧された履歴が見つかり、模倣犯行との関連についても捜査されている。

犯行の具体的な動機については、いじめへの報復や国語教師との成績トラブルといった情報が出ているものの、同級生は「いじめはなかった」と証言しており真相は確定していない。弾薬の入手経路など不明な点も多く、警察は関係者の証言や携帯電話のデータ解析を進めている段階だ。

アヌティン首相は二度と繰り返してはならない事件だとして、一般人の銃所持や携帯規制を一層厳しくする必要性を訴えた。

動機が分からないまま加害少年が死亡した今回の事件では、憶測を排し、なぜ家庭にあった実銃が14歳の手に渡り学校での大量殺傷に至ったのかを解明することが今後の大きな焦点となっている。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る