有名人の輪に“自然”に進入する女性
弁護士詐称や人脈写真を利用した元恋人への脅迫疑惑も

©警察ラジオ(FM91)

有名人詐称、脅迫疑惑

バンコク南部刑事裁判所で9月17日、著名MCや複数の著名弁護士らが裁判後に取材を受けていた現場に見知らぬ女性が自然に紛れ込み、カメラの前で関係者を演じる騒動が発生した。

本名クリサコーン、愛称「ヌット」とされるこの女性は、服装や書類を持ち親しげに挨拶する態度から、弁護士同士が互いに「相手の後輩やインターンだろう」と誤認していた。調査の結果、女性は過去にも芸能人や政治家、軍関係者、アヌティン首相まで多数の著名人とツーショット写真を撮影し、SNSに掲載していた。

さらに関係者の証言により、女性が実際には弁護士資格を持たないにもかかわらず、現場で「自分は弁護士だ」と話していたケースがあった疑惑も浮上した。本人は現在広告やイベント企画の仕事に従事していると説明し、写真は著名人への好意や憧れから撮影したものであり、誰かを利用し利益を得る意図はなかったと釈明している。

事態がより深刻化したのは元交際相手の女性による訴えだった。取材映像を見た元交際相手が慈善財団を通じて事情を伝えたことで発覚。

元交際相手によれば、破局後に著名人らとの写真を見せられ「交際期間に使った金を返さなければ知り合いに頼んでお前をやっつける」と数十万B超の金銭要求や脅迫を受け、実際に恐怖を感じて警察に相談していた。

最初は知らない女性が有名人の輪に紛れ込んだ奇妙な話だったが、写真を足がかりに人脈を演出し脅迫に悪用していた疑惑が出たことで単なるミーハーな行動では済まされない問題へ発展した。今後は写真を実際に何のために使っていたのかが焦点となる。

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