バイク橋に車!4度目
近郊サムットサーコーン県で10月15日午後、83歳の女性が運転する乗用車がバイク専用のUターン橋に誤って進入し、橋の上で立ち往生するトラブルが発生した。
女性は友人との訪問の帰りにバンコクの自宅へ戻る途中で、土地勘がないためナビアプリを使用していたが、案内を十分確認せず入口の「バイク専用・乗用車禁止」標識も見落として進入。車体の底が路面に接触して異変に気づいたものの、橋の幅が狭く転換も自力での後退も不可能な状態に陥った。
通報を受けた警察や救助隊、自治体職員が現場へ駆けつけ、車を慎重に後退させて長時間かけて下ろすことに成功した。しかし、移動時に車のタイヤ3本がパンクしたほか、橋の設備の一部にも損傷が生じる事態となった。女性は自身の不注意な判断を深く反省し、今後は運転時により一層注意を払うと話している。
近隣住民によると同所への乗用車の誤進入は今回で4回目だという。現場の入口構造が通常のUターン橋と見誤りやすく、標識の見落としも重なりトラブルが頻発していた。
事態を重く見た県道路当局は事故翌日の16日、入口に誤進入防止のラバーポールを再設置したが、以前設置されたポールもいつの間にか消失していた経緯があり、今後の継続的な管理が課題となる。
ナビアプリは非常に便利だが現場の道路標識や実際の交通規制と必ずしも一致しない。見知らぬ道路を走る際は画面の指示だけに頼らず、進入禁止標識などを目視で確認することが不可欠だ。バンコク近郊の見慣れない道路でのほんの一度の思い込みが、大きな事故や混乱につながり得ることを示す教訓となった。




