今年前半に違法観光業者3000件超捜査
違反197件摘発、観光客の安全向上へ

©警察ラジオ(FM91)

8月4日、タイ観光局(DOT)は、2026年の上半期(最初の6カ月間)において、不法なツアー業者や観光ガイドの違法行為を取り締まるため、全国のツアー会社およびガイドを対象とした点検を継続的に実施したと発表した。

観光客の信頼回復や安全の確保、さらにはサービスの質的向上を目的に、上半期で合計3187件に対する立入検査および法律の適用が行われた。

全国1962カ所のツアー会社に対する点検を行ったところ、計68件の法令違反が確認された。

検出された主な違反内容としては、無許可でツアー事業を運営する業者の存在、旅行業法に規定された事業資格や条件を満たしていないケース、ならびにツアーに同行させるべき正規ガイドを配置していない違反行為などが上位を占めた。

一方、合計1225人の観光ガイドに対する業務点検では、計129件の違法行為が摘発された。主な違反理由としては、法律で定められたガイド身分証明書の未着用、作業指示書(Job Order)の不所持あるいは不提示、そして無免許でガイド業務を行う不法ガイド行為が挙げられた。

観光局は2026年後半に向けても、観光客への不当な搾取を防ぎ、タイの観光サービス基準を国際的に認められる水準へ引き上げるため、法令遵守の点検と厳格な取り締まりをさらに強化・継続していく方針を示した。

特にツアー会社に対しては、有効期限内の事業ライセンスを保持することや、必ず正規ガイドを同行させることを義務付けた。

またガイドに対しても、業務への影響を防ぐためにライセンス失効の120日前から更新申請を行うよう注意を呼びかけた。

(8月4日=タイPBS)

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