交通事故の外国人が
病院の治療拒否で死亡

保健省は12月12日、バンコク都パッタナーカーン通り近くの私立病院が交通事故でケガをした台湾人観光客の治療を拒否したことで死亡に至らせた疑いがあると発表した。

台湾人の男性は12月7日に交通事故で負傷。事故現場から500mほど離れた私立病院へ搬送されたが、同病院は治療を拒否した。そのため10kmほど離れた公立病院へ救急車で向かったが、搬送されている最中に死亡。台湾では「治療費が支払われない可能性があるため、タイの病院が治療を拒否した」と報道されて話題になっている。

同省は報道通り緊急治療が必要な人の治療を病院が拒否したという事実である場合、人道的かつ法律的にも反するため全面的に法的措置を行っていくとのこと。

病院側は患者が病院に到着した際に適切な措置を行っていたか、患者を他の病院へ移動させる正当な理由があったか、そして救急患者が無料で緊急治療を受けられる基準を満たしていたかなどに焦点を当てて調査を進めていくという。

(12月12日=タイラット)

 

 

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