元日の朝、道の真ん中に居座る2頭の水牛。
その現場へ急行した警官の気が利いた行動とは…

カウントダウンイベントが大盛況だったこの年末年始。大きなイベント会場はもとより、街の中のあちこちでも新年の到来を祝う花火が打ち上げられていた。ただ、この花火の破裂音はペットにとって大きな迷惑。飼い犬が音に怯えて家具の隙間から出てこなくなったり、パニックを起こして行方不明になってしまう例も多いという。

そんなカウントダウン花火の音に怯えていたのはペットだけではなかった。

元日の早朝、市民から警察へ風変りな通報が届く。都内ランカムヘンの住宅地で、2頭の水牛が道を塞いでいて車が通れないというのだ。どうやら水牛が花火の音に驚いて、飼育場所から遠く離れた街中まで逃げてきたらしい。

現場へ急行した警官はさぞ困ったことだろう。相手は人ではなく水牛で、それも角を生やした巨体の持ち主。でもここで警官はとても気の利いた行動をとる。警官が水牛に対して穏やかな口調(もちろん人の言葉)で話しかけると、なんと雄の1頭が立ち上がってくれた。

しかしもう1頭の雌は地面に伏せたまま。警官は「市民から苦情があったので、どいてもらえると助かります」とさらに説得。それでも雌は頭を横に振る塩対応だった。そこで警官が今度は手を合わせて合掌しながら「お願いです、どうぞそこからどいてください」と懇願すると、まるで言葉と願いが通じたかのように“彼女”はその場で立ち上がって移動したという。

なんともお正月らしいハートウォームな出来事だが、華やかなカウントダウンの裏側には怯えている動物たちがいることも忘れてはならない。

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