違法痩身用注射ペン販売拠点摘発
押収品総額5,200万相当

©警察ラジオ(FM91)

娘がダイエット目的で未承認の注射液を自己投与していることを懸念した保護者からの通報をきっかけに、タイ首都圏警察の児童女性保護部門と食品・医薬品委員会(FDA)が合同で捜査を開始した。

SNS上で痩身効果を掲げて大量に宣伝されていたペプチド注射液の広告を追跡した結果、医薬品としての登録を受けずに販売されていた未承認のペン型注射器製品「Haus of peptide」の流通が浮き彫りとなり、中部ノンタブリー県にある一軒家の拠点を特定し捜査を実施した。

捜査結果によると、この違法グループは約1年前から同拠点にて密売を行っていた。賃貸住宅を拠点として外国人労働者を不法に雇い入れ、商品の梱包および民間宅配業者を通じた発送作業を行わせる仕組みを構築していた。

製品は1箱あたり2,900Bで販売されており、月収にして約800万Bに及ぶ不法利益を得ていたとされる。

現場からは未承認のペプチド注射液バイアル、注射用蒸留水、インスリン用注射針、アルコール綿、説明書、ブランドロゴ入りの梱包箱やステッカーなどが大量に押収され、押収品の総額は5,200万B相当に達した。

警察およびFDAは、未承認のペプチド注射液の自己投与が人体へ及ぼしかねない重大な健康被害について注意を呼びかけるとともに、不法医薬品の仕入れルートや関連する組織の解明に向けて捜査を継続している。

(9月11日=マティション)

 

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