タイ高速鉄道公社(MRTA)は、2026年6月1日から、MRTブルーラインおよびパープルラインのすべての併設駐車場ビルにおいて「MRTAスマートパーキング(MRTA Smart Parking)」システムを全面的に導入すると発表した。
今回の変更は自動運賃収受システムをEMVコンタクトレス決済へと移行する計画の一環であり、これに伴って従来のプリペイド式の「MRTカード」および「MRT Plusカード」の駐車場利用は完全に廃止され、一連の手続きがQRコードのスキャンへと切り替わる。
新たなシステムの利用手順として、利用者が車を駐車場に入れる際は、入り口のキオスク端末でQRコードが印刷された駐車スリップを受け取るか、または専用アプリ「MRTA Parking」を通じてQRコードをスキャンして入場する。その後、MRTを利用したことによる駐車料金の割引特典を受けるためには、利用駅の運賃支払エリアに設置されている電子スタンプ(E-Stamp)機器にそのQRコードを読み取らせて割引を記録させる必要がある。
車を出す際の駐車料金の支払いは、手元のスマートフォンでQRコードをスキャンして銀行アプリから直接決済するか、あるいは駐車場内の事前精算機で現金や銀行アプリを使って支払うかの2つの方法から選択できる。精算完了後は、定められた制限時間内(15分)に車を出庫させなければならない。
システム移行の初期段階においては利用者がスムーズに対応できるよう、各駐車場ビルに案内スタッフを配置してサポートを行う。











