7月27日、東部チョンブリー県パタヤ近郊にある住宅で、警察が踏み込み捜査を行い、過酷な拷問を受けて監禁されていた20代のインド人男性観光客3人を救出した。
被害者らは母国で7日間タイ旅行格安ツアーを購入して渡航したものの、空港からパタヤへ到着した直後、案内役を装った人物にバイクで現場の建物へと連れ去られ、人質として拘束されていた模様。
被害者3人は約5日間にわたり食事や水を与えられず監禁され、手足を縛られて口をテープで塞がれた上、逆さ吊りにされるなどの凄惨な暴行を受け続けた。
犯人側は海外の通信回線を経由して被害者の母国の家族へ電話をかけさせ、計700万インドルピー(約250万B相当)の身代金を要求していた。
警察当局は今回の事件について、格安の旅行ツアーを餌にして標的を現地へおびき寄せ、入国直後に拉致して本国の家族から資金を直接脅し取るという新手の詐欺であるとみて警戒を強めている。
現場からバイクで逃走した実行犯らに対し、捜査チームは追跡を継続し、国外脱出のためにバンコク市内のホテルに潜伏していたグループのインド国籍の男5人(24〜38歳)全員を翌28日に出国直前に逮捕した。
取り調べに対し、逮捕された男らは海外に滞在するパキスタン国籍の男の指示役から命令を受けていたと供述した。
身代金は暗号資産で指示役の口座へ直接送金される仕組みになっており、タイ現地で暴行や監禁を担当した男らは被害者の所持品を奪うことや他国への航空券の手配を条件に買収されていたという。












